電脳堺 後手の考え方

うえにーです。

今回はのーちらすcsで電脳堺を使用しました。その際やそれまでに後手で意識していた事を書いていきます。

使ったデッキはこちらになります。f:id:uenishi-hyperion:20201122204238j:imagef:id:uenishi-hyperion:20201122204242j:image

エンタープラズニルは後手用カードです。

灼銀で1枚処理、残ったLv6電脳を朱雀で9にします。

この2体でプラズニルを作り2枚目処理、その後ラオラオでふやじょうで灼銀を蘇生し3枚目処理をしてVFDとアーゼウスを立てて蓋をします。

瑚之龍や鷲々、ブレイクソードで盤面処理をしに行ってしまい、後手でも本来通したいVFDへの動きとの乖離が発生し、最後の盤面が脆くなる事がたまにありましたので先手のVFDを出す展開に沿った捲りプランとしてプラズニルを採用しました。

 

・後手の捲り方についてのお話。

まず最初に、絶対にカードを2枚以上消費する事を意識しなければなりません。

ですが、手札は6枚しかないので、全て2:1交換をしていると手数がすぐになくなります。

ですので、2枚カードを使って動く際には

・電脳堺のss効果に失敗しても手札にカードが残るようにする事

・対象に取った電脳堺カードを他の用途(例:青龍や娘々を対象に取り、対象先が除去されても別の役割がある)でも使えるように動く

この2点を意識して動かす事が大切です。

 

次に九龍の使い方です。

九龍で置いたカードを対象にする動きが基本的に楽に動けますが、処理するカードが多い時は九龍を使う前にランク3から入り、アーゼウスを匂わせることで妨害をこちらの後手のマストカウンターである九龍ラオラオまで待たれるのをケアして動いていました。

その場合はアーゼウスで九龍で置いたカードがセルフ処理されてしまい、電脳堺の展開が続かなくなりますので注意が必要です。

プランキッズやドラグマなどの場に複数カードが散らされている盤面を処理する場合はアーゼウスから入り、場を処理してから電脳堺の展開を通すようにしていました。

 

パニッシュメントやコンキスタドールなどの除去をケアする場合主に緊急テレポートと風サイキックを先に使用し、鷲々を立ててそれを対象に動きます。

これで墓地に同種族同属名別ネームが揃いますので破壊耐性を持った電脳モンスターの対象を作る事ができます。

 

・サイドプラン

サイドデッキには後手を想定したカードしか入っておりません。

基本的にどのデッキに対してもアーティファクト・ロンギヌスを打たれても最小限の動きで次のターンが回ってくるようなサイチェンと展開を意識しています。

ですので、僕はほとんどの対面で強欲で貪欲な壺と電脳堺姫ー娘々はガッツリ減らしていました。

強欲で貪欲な壺は相手のロンギヌスと確実にそのターン中に1:1交換が成立していまい、こちらの手札の質がかなり落ちます。

なのでこの枠を相手のメタカードに入れ替えて相手の盤面の形成を抑制し、ロンギヌス下で動ける最小限の動きでも次のターンに負けない立ち回りを目指します。

展開デッキやミッドレンジ相手の理想はトレミスで相手の誘発の数を超える枚数を確保します。

基本的に先打ちに成功すれば自分の方がデュエル中に打つ誘発の量は相手より多くなります。

 

罠デッキには墓地リソースと手札を補充しつつ、場にモンスターを散らすか、アーケティスや鷲々などのフリチェ除去や耐性持ちを出して耐えます。

罠デッキ相手は処理に要する手数を増やす事が次のターンに動きを通す為の最善のプレイだと考えています。

展開やミッドレンジ相手を見る為にPSYフレームγを採用しましたが、未界域を2度踏んでしまうのは想定外でした。

それ以外には強く打てるカードだと思っています。

レッドリブートやライトニングストームの採用が多い中でサイクロンを選択した理由は

レッドリブートは誘発と洞に対して無力である点が引っかかり採用に至りませんでした。

ライトニングストームは罠デッキがこちらの先手ムーブを大量の罠で後手から捲るという択を取れる為、必ず選択権がない時に後手という確信を持てなかったので不採用にしました。

 

これで以上です。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

 

電脳堺回してる時に思った事メモ書き

対プランの後手は最初にブレソ組んでバトルフェイズ入ろうとしたら確実にハウスバトラー出してくれる。

 

ヴァーミリオンの破壊する効果は名称ターン1では無い。

ふやじょうで釣ったやつでも効果使える。

 

誘発の投げ合いになった時はトレミス出して誘発使い回し

 

青龍玄武のコストに迷った時は誘発捨ててトレミス出す

 

先に鷲々を耐性条件付けた状態で出したらコンキスタドールやパニッシュメント、ドランシアをケアできる。

やれる時はかなり上振れな気がするけど、後手捲りをする時は先に墓地送り効果使うと破壊耐性消しちゃう時があったから気をつけた方がいいかも。

 

動けない初手の時にトップの噛み合い狙って娘々置きたくなるけど、洞が入ってる可能性があるデッキには絶対やらん。

 

Gケア出来ない時且つ朱雀使えない初手はルゥルゥスタート怪しい時ありけり

相手次第やけど上振れ捨ててラオラオから入って仙々やアーケティスで止まるべき初手もありそう

 

有料ブログについて思う事etc

お久しぶりです。

昨今話題になっています遊戯王の有料ブログについて意見を発信したいと思い、執筆する事にしました。

今回は

・有料ブログ有りor無し?

・購入を検討している方に伝えたい事

・有料ブログにてこれから気をつけておいた方がいいと思う事

この3つについて意見していきます。

 

まず最初に「有料ブログ有りor無し?」についてです。

私は「有り」だと思います。

何故なら、実績を残した人間の意見が見れるというところです。

有料ブログというコンテンツで収益を出す為には「著者の実績&知名度&周囲からの信頼度」が一定数無ければ成立しないと私は考えております。

実績作りが出来ていない人からしたら、実績がある人間の意見をピンポイントに目にする事ができるというのは大きなメリットだと考えています。

私が遊戯王をトーナメント思考で始めた時は有益な情報は一切なく、全てDuel EntranceというブログでCSで優勝した構築を見るか、たまに呟かれるTwitterの微かな情報を頼りにして、遊戯王に取り組んでいました。

お金を払うだけで有益な情報が手に入る可能性があるのは当時の事を思い出すと羨ましい限りです。

 

次に「購入を検討している方に伝えたい事」

です。

今から言う事を意識した上で購入をご検討ください

「有料ブログを読むだけでは強くなれないし、勝てない」

情報商材全てに言える事ですが、読んだ上でご自身で考えて行動しないと結果には結びつきません。

ハウツー本を読んだだけで放置してしまったり、教えてもらった後になかなか行動に移せないような方は読んでもいい結果にはならないと思います。

「読んだら勝てる!」という見出し等に釣られてしまいそうになるかもしれませんが、そこは上記の言葉を思い出して踏みとどまってくれたら幸いです。

 

最後に「有料ブログにてこれから気をつけておいた方がいいと思う事」

です。

これから様々な人が有料ブログ界隈に参入してくると思います。

人が増えるとどうしても質が低い有料ブログも中には出てくると思いますし、情報商材詐欺に近い有料ブログも現れるかもしれません。

その中で悪質なブログを購入しないように気をつけなければなりません。

僕の主観ではありますが、これから購入する前に気をつけておいた方がいいなと思う事2つを上げてこのブログを締めたいと思います。

① 「必勝!」「絶対勝てる」「読まない人は損をする!」等の誇張した見出しの有料ブログ

SNSの宣伝や高レビューが異常なまでに多い有料ブログ

以上です。

ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。

2020/2~オルフェゴール構築論

日本に帰国してからcsには数度出場させて頂き、その中での考察をしたいと思います。

・1枚初動の優先順位

ギルス>>>>>>マスマティ>>>>>終末≧リサイクラーだと思っています

マスマティは直接レベル7.8落とせないデメリットがありましたが、ディヴェル→ギルスでどのレベルにも対応可になっていますので、残った時の強さに重きを置いた方がいいと思います。

あとは、マスマティだと里解除、マスマティ終末だとセンサー下でも動ける等の利点を考慮した結果、この順位になりました。

リサイクラーにも、スクラップエンジンでの誘発貫通、アルミラ蘇生札等の噛み合い、閃刀ギミックとユニオンキャリアーで貫通等の利点はあります。

相手のデッキがバレている時は、先攻展開を逐一変えたりしています。

環境相手への先攻展開

オルフェミラーは基本的にはバベル構えます。

・真紅眼融合を用いた相手には融合チェーンIPでアポロでドラグーンケア

ユニコーンでオルフェを戻す機会があるので、手札を温存するようにする

・ワンキルと全部妨害を踏まれた後にアナコンダを出されないように細心の注意を払う

ヴェーラー無限は出来るだけガメる

 

対オルターもバベル最優先

・プーク展開全ケアする為にnsと141はしっかり潰す

・墓穴ある時はメリュにディンギルス当てて墓穴直撃させる事によって141の被害を最小限に出来る。

・魔鍾ケアする為に相手ターンガラテアでプライム置けるようにしておく

 

閃刀

ディンギルス単騎で余ったオルフェでプライム連打する事。

2素材ディンギルスがあればドラグーンでも死なない

事故った時はディヴェルを攻撃表示で出す。

セットするとハヤテでシャーク落とされて簡単にケアされるが、縦だとバーナーか魔法連打出来ないと処理不可。

 

・各種デッキへのサイドプラン

どのデッキを見る上での共通認識として、「今期は相手を強く見れるメタカードが少ない事」が挙げられます。

例えばオルフェにはロンギという有効なメタカードがあるが、2番手以降のメタカードは全て大きな裏目が存在するカードが多いです。

メタカードをサイドデッキから投入する上で、裏目がある程度存在するカードを選択するのはリスクを伴います。

なので私はどの相手にも「有効な1番手のメタカード+ドローソース」

というプランを取りました。

ドローソースを入れても引けなければ意味はありませんが、2番手以降のメタカードをケアされて負けるのも不毛です。

あとは、2番手以降のメタカードと1番手のメタカードを同時に引いてしまった時を考慮しました。

オルフェや展開デッキには誘発を連打できるので、最強の手札になりますが

対オルターや閃刀相手だとメタ被りが発生します。(例:羽根ツイツイ)

これらのデッキが後ろにしか妨害を置けないなら別に問題はありませんが、シルキタスやドラグーンといった前にも妨害を置けるデッキがほとんどなので、メタカード被りは負けに繋がる事があります。

1番手+ドローソースといった引き方だと、ドローソースで2番手以降のメタカードの枠が前の妨害を踏める展開カードになったり、誘発をケアする墓穴になったりしてくれるので、被り負けを軽減する事が出来ます。

その中で私が選択したドローソースは「闇の誘惑」です。

・2ドローできる。

・闇属性機械族を除外し、ガラテア効果を使用できる。

・オルフェへ致命傷を与えるロンギがスタンバイフェイズに打たれなければ、ガラテア効果の条件を整えつつ、指名者や永続を引きにいける。

この3点を高く評価しています。

実際のゲームでもスタンバイロンギされずに誘惑で貫通したゲームは何度かありました。

これを踏まえて各種サイドプランを説明していきます。

 

・オルフェミラー

相手の展開を誘発で抑え込むには複数枚の誘発が必要になるが、サイドにそんな枠はないので指名者と超融合を駆使して1枚1枚妨害を剥がして1枚初動を通すプランが有効だと思います。

その際、ディヴェルと杖に指名者を打つと自分が展開出来なくなってしまうので、杖は自分が使った後に相手ターンの行動を制限する為に止めるイメージ。

 

・対オルタ

まずはメタカードの採用基準を「神の宣告を100%踏めるカードと神の宣告を打たれずに展開出来るカード」に絞りました。

前者はツインツイスターとレッド・リブート

後者は未界域のビックフットとファンタズメイ。

神の宣告を100%踏めるカード=神の宣告がなければ確実に相手の盤面に直撃させれるカード」です。羽根ライストはヘクスティアが居れば神の宣告を踏めないので不採用。

 

神の宣告を打たれずに展開出来るカード=他の妨害を打たないと止めれないカード」です。

この2つを同時に引いている状態は

神の宣告がなければ相手の盤面が崩壊する初手」なのです。

罠デッキ相手に変な駆け引きで負けるのを減らしたかったので、これだけを意識しました。

 

・対閃刀

ドラグーンだけを意識します

ドラグーンを潰すカードとドラグーン以外を潰すカードに焦点を絞りました。

超融合は相手がドラグーンを採用しているか不明でも入れます。

一応レイのケアも可能です。

 

今期は総じて引きが絡みます。

昨日勝てても明日同じ構築で勝てないなんて事はザラなので、上手く割り切りながらより良い構築を考えていければと思っています。

今回もご精読ありがとうございました。

 

シドニー遊戯王生活まとめ

お久しぶりです。
今回はシドニー生活のまとめとして、私とコーダイ選手がYCS Sydneyまで使用したオルフェゴールデッキの変遷を語っていきたいと思います。
最初に使った構築はこちらになります。
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当初、
・環境トップはオルフェゴールである事
・真竜(閃刀型含む)、オルターガイストが多い
という情報を聞いていました。
これらのデッキに対して本来のオルフェゴールの初動である終末の騎士やマスマティシャン等といったカードは先攻では圧倒的な安定感がありますが、後手ではあらゆるデッキの妨害に屈してしまう非常に脆いカードだと判断しました。
その中で注目したのは「閃刀姫ーレイ」です。
このカードはオルフェミラーのI:Pマスカレーナの妨害にも耐え、ロアーレイジを1発受けても耐え、プロトコルや真竜罠の除去にも強い準初動として使えるのではないかと考えました。
相手の妨害に強いだけではなく、エンゲージに触れれるカードなので、相手からするとマストカウンターになる為、ほぼ確実に相手は妨害を消費しなければなりません。
このカードによって先攻で得られた相手の圧倒的な妨害アドバンテージをシーソーゲームができる状態まで持ち込む事が可能になりました。
こちらが先攻の場合でも、あらゆる手札誘発をエンゲージやレイで受けても、閃刀姫リンクが場に残る事により相手は処理する為に手数を吐かないといけなくなり、後から引いてくるオルフェギミックを通しやすくなるので、先攻で1枚初動に誘発を受けて止まって負けるゲームも減少しました。
そのおかげもあってか、この構築を使用した地区予選では3位という成績を収める事ができました。

次はYCSの1週間前に行われた地区予選で使用した構築になります。
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今回新たに採用されたのは「サイバードラゴンネクステア」「古聖戴サウラヴィス」です。
以前の環境から更にオルフェゴールが頭1つ飛び出したような環境になりました。
その中でデッキ枚数50枚前後、強欲で貪欲な壺、闇の誘惑、無の煉獄を採用したオルフェゴールが出現し、先攻展開が手札誘発とレイだけでは止められなかったり、先攻で閃刀姫リンクを置いても簡単にワンキルされる状態になりました。
その中で私たちはサイバードラゴンネクステアに行き着きました。
先攻でオルフェモンスターを墓地に送れずに展開が出来ない事故を解消し、後手でのサイバードラゴン要素でマスカレーナを踏むのが目的です。
あとは3ターン目以降の準初動として墓地のディンギを使い回せるのもかなり評価していました。
サウラヴィスに関しては、無限泡影でテンポを崩されるのが多かったので、半分やけクソになって採用した部分が大きいです。
この地区予選もトップ4に入賞する事ができましたので、考え方は正しかったと思います。

最後に、YCS Sydneyで使った構築になります。
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今回も以前から大きく構築も変更しました。
スクラップエンジンと簡易融合です。
これらはコーダイ選手の発案になります。
スクラップエンジンは先攻での誘発貫通、後手ワンキルの精度向上を目的としています。
オルフェの次に多かった転生炎獣の深淵に潜む者の上から盤面を返せる手段でもあります。
簡易融合はサウサクによる後手捲り、ミドラーシュの縛り、スクラップエンジンの補助輪
全ての展開に活躍しました。
あとは、サイドカードの採用も自分の中ではかなり変更をしています。
まずはメインデッキにニビルを採用しています。
勝てば勝つ程環境トップのデッキを踏むのは目に見えている為、勝つことを想定するならメインデッキからメタを強める必要があると感じていた為です。
あとは、システムダウンを不採用にしました。
これに至った経緯はドローソース多めの構築が流行してから、闇のデッキ破壊ウィルスが採用され始めたのと、強欲で貪欲な壺や闇の誘惑を止める為にスタンバイロンギヌスも主流になってきたので、ミラーでシステムダウンが機能するゲームが極端に減りました。
こういった試行錯誤の結果、コーダイ選手は予選全勝からの774人の中でトップ4、私はトップ8という成績を収める事ができました。

シドニー滞在中に優勝が1度もなかったのは非常に悔しい思いでいっぱいなのですが、コーダイ選手と共に環境を読み続け、調整し、1ヶ月で3度の上位入賞を果たせたのはこれからのOCGでのプレイにも必ずプラスになると思っています。

こんな私と鍛錬を積んでくれたコーダイ選手には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

ここまでご精読、ありがとうございました。
またOCG関連のブログも続けていこうと思っていますので、宜しければ目を通して頂けると嬉しいです。

オルフェゴール 雑記 まとめ

質問箱でよく寄せられてる○○の不採用理由

みたいなやつ答えながら自分の考えを整理していきます。

・未界域不採用理由

これを採用している人がどういう意図を持って採用しているのか、これはあくまでも私の推測ですが

①スクラップ・リサイクラーと組み合わせて展開を伸ばす

②後手の手数を増やす

③幻影要素を混ぜる為

この3つぐらいしか思いつきませんでした。

私はこれらのメリット以上のデメリットを感じたので恐らく採用する事はないと思います。

私が感じたデメリット

①噛み合うカードが少ない

未界域が展開に絡むパターンがスクラップリサイクラーとディヴェル、スケル+自身にss効果を持つ未界域×2

の3パターンしかありません。

こんなに少ない確率の為にデッキの貴重な枠はどうしても割くことは出来ません。

②誘発や指名者が入れにくくなる

未界域は、墓地で発動するカードや、手札から捨てられて発動するカードと相性がいい反面、それらに該当しないカードと組み合わせた時のパワーはかなり低いように感じます。

デッキの枠の関係上、メインギミック以外のカードを未界域に当てるしかないので、誘発や指名者を減らさざるを得ません。

そうなると1番通したい所に手札誘発を当てられても、指名者で弾けない場合が増えます。

これではデッキが綺麗に回る訳ありません。

③深淵に潜む物への耐性が落ちる

未界域の深淵は他に添えられる妨害の質がかなり高いので、あまり関係ありませんが、転生の深淵は未界域程妨害の質は高くありませんので、誘発や罠等で耐えれば拾えるゲームも多々あります。

そこが未界域だとデッキの半分以上が深淵1枚で死に札になってしまうので、拾えるゲームを捨ててるような状態になってしまいます。

 

これらの理由から未界域の採用は有り得ないと思っています。

 

・簡易融合

ミドラーシュ+ディンギルスで相手の動きを大きく制限したり、サウサクで精神操作のような役割を果たしてくれるカードです。

このように聞くと強そうに見えますが、増殖するG、アーティファクト・ロンギヌス、原始生命態ニビルの3種に対しての耐性を全く備えておらず、誘発を入れる枠とエクストラ枠を食っているのが僕としては大きな欠陥のように感じます。

未界域のシェアが大きく増加してきたら採用してもいいと思います。

 

ヴァレルロード・S・ドラゴン

ジェットとハリファイバーがない状態からこれを作るには、必ずリソースをカノーネの為に切らないといけないので、カノーネで出せるモンスターがない時は毎回-1アドします

狙うまでに妨害踏むし、出しても1妨害

リスクとリターンが全く見合っておりません。

 

今期のオルフェの戦い方は、墓地リソースをキープしながらマスカレ+αで妨害を作るデッキだと思っています。

マーメイドが入っていた時の構築のような、数多の手段を用いて回し切って勝つデッキではないような気がしています。

置ける妨害に限界があって、その妨害の質はセフィラみたいに4~5妨害コンスタントにいけたり、ドラゴンリンクのようなハンデスがある訳ではない為、返されやすいです。

ですので、返される事を前提とした構築にしなければならないと思っています。

あと、今期は手札誘発をある程度積めないと転生、オルフェ、未界域には勝てないので、少ない枚数でデッキを回す必要があります。

それを実現したのが私の構築になっています。

是非1度この意見を元にデッキを考えて頂ければと思います。

2019/10~ オルフェゴール②

ここ10月制限が始まって早くも1ヶ月が経過しようとしています。

IGASの発売によって、閃刀姫やオルターガイスト、サブテラーといったデッキがライトニング・ストームの霊圧によって一気に減少し、

暗黒界未界域、転生炎獣、サンダードラゴン、オルフェゴール、エンディミオン

この5種類とマッチングする事が多くなっていると思います。

大阪の本の森ではっちcsが開催され、そのcsでは3位入賞という結果になりました。

前日に一緒にデッキを考えていた身内もトナメ進出、同じデッキタイプのオルフェゴールが優勝という結果でしたので、構築やプランは間違っていなかったと思います。

使用した構築はこちらになります。

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メインはあまり変わっていないので、割愛します。

未界域のシラユキ止めたいのと、相手ターンに妨害としても機能させたかったので抹殺を墓穴に変えたぐらいです。

エクストラで新たに採用したのは

・I:Pマスカレーナの2枚目

https://twitter.com/ueni_0414/status/1185957565810671617?s=21

前回のブログで、最後にマスカレで〆る展開を公開しました。

それの派生でマスカレ2枚でニビルを貫通できる事に気づいたので2枚目を採用しました。

・トポロジック・ゼロヴォロス

叢雲を連打したらすぐに8000ライフを削り取る事が出来るパワーと場を全て除外するというハイスペックを買って採用。

両方とも何度も使用する機会があり、この2枠は必要枠だと思っています。

今回は構築面で書く事があまりないので、プレイ面について意識すべき事を綴っていこうと思います。

・マスカレ着地後の各種デッキに意識する事

マスカレの着地に成功した場合、相手ターンのスタンバイフェイズまでに必ずマスカレ以外のモンスターを置いておく必要があります。

精神操作や不意にバベルを割られた時の対応がとても窮屈になってしまいます。

これは全てのデッキと対面する時に意識しないといけない点だと思っています。

あとは、マスカレガラテアという盤面を作った時の場所もかなり重要で、

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このように置いて、ロンギルスで相手のエクストラゾーンのモンスターに触れれるようにしておく必要があります。

この場合は自分のエンドフェイズにガラテアをスケルで蘇生させているので、変身させる前にガラテアの効果でスケルをデッキに戻しておきましょう。

対オルフェゴールミラーでは、マスカレ展開の後に何処にモンスターを置くか

これがかなり重要です。

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写真の丸印の所にモンスターを置くだけでロンギルスの効果で相手のガラテアが簡単に処理できるようになります。(左端はマスカレとガラテアが逆の場合有効)

先にディンギルスでガラテアを処理してしまうと、スケルで蘇生したガラテアがメインゾーンに出てしまうので、ユニコーンで戻さないとならなくなり、オルフェリンクが場から消えて少し盤面が脆くなります

オルフェリンクを場に維持して、クリマクスをいつでも発動できるように意識しておくべきだと思っています。

転生炎獣と対面する時に1番意識する事はフォクシーの存在です。

マスカレに行くと場にディンギルスをキープ出来ないので、フォクシーでバベルを割られる可能性が高くなります。

フォクシーが墓地に行く条件として多いのは、nsした後にベイルリンクスにリンク召喚される事、マイニングで墓地に送られる

この2択です。

前者の場合は場にベイルリンクスが出た時に、画像のような状態を作ります。

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この盤面はマスカレでスタンバイフェイズにディヴェルで出したスケルとマスカレでロンギルスを出し、その後墓地のスケルでディンギルスを蘇生させ、xyz素材を埋める効果を使用する事でフォクシー蘇生時の破壊効果からバベルを守りつつ、確実にベイルリンクスの先に出たスタリオか、ディンギルスの前に出てきたサンライトウルフを処理できるようになります。

但し、精神操作にかなり弱いのでやる時は気をつけないといけません。

ユニコーンをケアして先に精神操作でマスカレを使わせて来る相手にはかなり有効な返しになっています。

ペンデュラムデッキにはトポロジック・トゥリスバエナがかなり有効になります。

運用方法は、まず、スタンバイディヴェルで出したスケルとマスカレでトゥリス、

スケル墓地蘇生でディンギルス(この時に素材を入れれば後続キープ、除去を使うとメインゾーンのカードに触れれます)、その時にトロイメアで叢雲を落として置いて2回目の除外でスケールを飛ばし続けます。

セフィラを相手にする時だけ、ガイザーからのワンキルがあるので、ディンギルスの蘇生タイミングには気をつけましょう。

罠デッキ全般

オルターのメリュはディンギルスで処理して叢雲でトゥリス起動が1番理想的だと思います。

対閃刀は少し難しくて、トゥリスで焼いてもレイを通すとかなり返されてしまいます。使う人が減っているので、かなり手薄になっています。

サブテラーは妖魔をマスカレで踏んでもいい気がしています。

トロイメアで800打点上げれば導師と相打ち取れるの大きいです。

 

 

 

 

このような些細な知識をどれだけ知っているかがゲームを有利に進めてくれると僕は思っています。

 

今回もご精読ありがとうございました。