ドラゴンリンク採用カードの考察
一つ一つの採用カードについて解説
・セイファート
自身を墓地に送る事でデッキの核となる白黒、トレーサーに変換出来、さらに手札のエクリプスやレベル7竜を捨てて黒や他レベル7ドラゴンに変換する事で手数を一気に増やす事も出来ます。
VS閃刀、転生相手にはレベル7ドラゴンをファンタズメイに変換できるので、妨害や誘発に脆い手札の場合は頭の片隅に応用として入れておけば選択肢が増えます。
あとは閃刀、メタビート相手にレベル1竜を捨てて星杯の守護竜をサーチして、大捕り物やウィドウアンカーをケアする
等も選択肢としては有り得ます。
続いて墓地効果
レヴィオニア、エンペラーを回収する事で盤面を崩された時の切り返しが容易になりました。
渓谷でエンペラーを捨ててセイファートを墓地へ送り、セイファートを除外してエンペラーを回収、エンペラーのp効果でセイファートを回収する事で初動確保にもなります。
・白黒
1枚でリンク数を2枚分稼げるデッキの核。
白の除外のコストについて選択肢がある場合はエンペラーで回収する可能性が高いものを選ぶようにしましょう。
黒の除外コストは極力エクリプスを選ぶようにします。
最初に黒を使ってしまうとエクリプスの除外手段がエンペラーとテンペストのみになってしまい、妨害の当てられ方次第でエクリプスが使用出来なくなります。
対面する時はこの辺の上手い下手をきっちり見ておく事で誘発の撃つ箇所をマストに絞れるようになります。
サイド後はロンギヌスの採用が予想されるので、出来るだけ早めに白黒を消費するようにします。
後手の場合は増殖するGを受けてもワンキルできるので、確実にロンギヌスに指名者を当てれる用にわざと白黒を見せて先にロンギヌスから打たせるようにして、1番最悪のパターンである他の誘発に指名者を当てた時にチェーンでロンギヌスを発動されないようにします。
・エクリプス
ロンギヌス以外の誘発には滅法強く、どの誘発も貫通しながらアドバンテージを回収できます。
理想は先手でチューナーがない場合は黒で1回、エンペラーを回収して2回目の墓地送りでデストルドーを除外し、エンペラーでエクリプスを除外し、デストルドーを回収してレベル4+ハリファイバーの盤面を作り、イヴを用いて展開をします。
後手の場合はデストルドーの箇所をレヴィオニアにする事で多段の妨害踏み越えチャンスができます。
VS閃刀、転生で誘発の踏み越えが難しい場合はファンタズメイを回収する事もあります。
・ヴァレット要素
ここではヴァレットシンクロン、ヴァレットトレーサー、各種レベル4ヴァレット、アブソルーター、リボルブート・セクター、クイック・リボルブについて解説します。
ヴァレットシンクロン:貴重なドラゴン1チューナーである事
召喚成功時の効果を使った事は今のところありません。
レベル4とイヴを用意したり、テンペストとサベージを用意するのに使用します。
ヴァレットトレーサー:ex闇縛りはあるものの、1枚でリンク数2を稼げるカード
逆V時リンクモンスターの下で守護竜展開をしたりレベル4ヴァレットをリクルートしてサベージを用意するのに使用します。
レベル4ヴァレット:主に使用されているのは
マグナ、シルバー、リチャージの3種です
マグナはストライカーやヴァレルソードと併用して相手場の耐性持ちモンスターを剥がすために使用します。
シルバーはエクストラ飛ばしとして使用出来ますが、ドラゴンリンクの場合はエクストラ飛ばし以上のアドバンテージをリンク召喚により稼げるので、使用する機会はありませんでした。
サブテラーの導師やキャンディナに当たり負けしない所は評価できます。
リチャージはうさぎやガンマを受けた時の立て直し、ストライカーで効果起動など、展開補助という役割を担っています。
相手の除去にも反応するので後手でも使用する可能性は高いです。
アブソルーター:ss効果、サーチ効果両方とも申し分ないスペックを所有していますが、ヴァレットか渓谷がないとくっつかないので1枚のみの採用となりました。
リボルブート・セクター:
手札、墓地からヴァレットモンスターを供給するカードです。
出来るだけ墓地蘇生効果を使えるようにします。
ガンマやウィドウを早めに吐かせて墓地蘇生を積極的に狙っていきます。
クイック・リボルブ
ターン1、コスト無くデッキから闇ドラゴンの供給ができる
応戦、増殖するGのケアが出来ない場合の早撃ちは出来るだけしないようにしましょう。
相手の場にモンスターが2体以上居る場合はリボルブで召喚権を使用せずにセクターを絡めてリンク数2を供給出来るので、これで妨害を踏みに行くのもいいと思います。
終焉龍カオス・エンペラー
p効果でエクリプスを使い回したり、必要なカードを白黒テンペスト等で除外して回収する、自身で回収したエクリプスを除外する、レヴィオニアとxyz召喚でタイタニックを出すのが先攻での主な使い道となります。
後手はセンサー万別や超雷神等の厄介な置物の処理やライフを一気に詰める時に使用します。
稀ではありますが、抹殺の指名者でドラゴンを除外して回収する事もありますので、覚えておきましょう。
混源龍レヴィオニア
先攻ではハンデス、後手では打点+除去という非常にハイスペなドラゴン族。
先攻のハンデスの際は出来るだけガンブラーの効果の後にレヴィオニアのハンデスを行うようにします。
ガンブラーはセルフハンデスなので初手5枚のうち、必要ないカードから順番に落ちていきます。
なのでレヴィオニアのランダムハンデスの質を上げるには先にガンブラーでゴミを排除してからの方が初手の強いカードを抜きやすくなるので、意識した方がいいです。
レヴィオニアが効果無効された場合は戦闘できますのでこれも覚えておきましょう。
嵐征竜-テンペスト
エクリプスを除外するのが主な役割になります。
エンペラーで拾いたいカードを優先に除外する事を推奨します。
星杯の守護竜やコアドラと共にサーチ効果も稀に使用します。
星杯の守護竜
リンク状態の時に使用できる効果は強力で、守護竜展開の際は無限泡影やヴェーラーをケアする為に残しながら展開します。
VS閃刀や転生では場のモンスターを出来るだけリンク状態にしやすいので、場に出すモンスターの位置は常に意識しながらプレイした方がいいです。
墓地効果について
出せるのはバニラのみです。
ガンブラーやヴァレルソードの素材にはなれないのと、ロンギヌスの影響もありますので、出すタイミングは早めがいい事の方が多いです。
あとはこれ+デストルドーでハリファイバーをリンク召喚、ガフレをssすれば守護竜展開できます。
これはよくやるので覚えておきましょう。
竜の霊廟
個人的にはこれは絶対3枚必須と言っていいレベルのカードになります。
このカード1枚で
・白黒の除外コストの供給
・デストルドーによりチューナーの供給
・ヴァレットモンスターへのアクセス
・エクリプスの除外手段であるテンペストへのアクセス
デッキ内の動き全てに繋がるカードですので、これを減らすメリットはありません。
ターン1がついているので減らしたくなる気持ちは分からないでもないですが、上記4つの役割を果たしてくれる代替カードはおろかな埋葬と竜の渓谷しかありません。
他に同等の役割をしてくれるカードはないので3枚必須だと僕は考えています。
竜の渓谷
1枚のみの採用をよく見かけますが、このカードは霊廟と同じくデッキ内の動き全てに絡むカードなので出来るだけ増やすべきだと思っております。
1枚だと素引きした時にロムルスで相手の妨害を踏めなくなってしまう事、3枚採用だと被った場合の手札コストが重いので間をとって2枚が丁度いい枚数だと思います。
次は私がずっと不採用にしているカードについて解説します。
予想GUY
「イヴを出しやすい」以外顕著な役割が無いのに、バニラを2種採用しなければならない、応戦するGをモロに受ける、白黒エクリプスセイファートヴァレットのデッキを綺麗に循環させるギミックとの噛み合いは霊廟や渓谷以下である点がどうしても私には受け入れ難い為、不採用になりました。
ソウルチャージ
先攻ではメインサイド共に最強カードに見えますが、このカードができる役割は「単発で発動する誘発のケア」にしかなっていません。
現在のドラゴンリンクの課題は、応戦やロンギヌス、増殖するG等のプレイヤー自身に影響を与える誘発を乗り越えれるかどうかであって、ヴェーラーや無限泡影、幽鬼うさぎ等の単発で発動する誘発はデッキパワーが全て解決してくれるので、このカードに頼る必要が全くない為、不採用となりました。
後手は盤面を整えるよりもワンキルに走った方が勝率が高いので不必要ですね。
本当はサイドエクストラのカードの解説もしたかったのですが、これ以上長くなっても読みにくいだけなので、またそのうち時間がある時に解説します。
今回もご精読ありがとうございました。