2020/2~オルフェゴール構築論

日本に帰国してからcsには数度出場させて頂き、その中での考察をしたいと思います。

・1枚初動の優先順位

ギルス>>>>>>マスマティ>>>>>終末≧リサイクラーだと思っています

マスマティは直接レベル7.8落とせないデメリットがありましたが、ディヴェル→ギルスでどのレベルにも対応可になっていますので、残った時の強さに重きを置いた方がいいと思います。

あとは、マスマティだと里解除、マスマティ終末だとセンサー下でも動ける等の利点を考慮した結果、この順位になりました。

リサイクラーにも、スクラップエンジンでの誘発貫通、アルミラ蘇生札等の噛み合い、閃刀ギミックとユニオンキャリアーで貫通等の利点はあります。

相手のデッキがバレている時は、先攻展開を逐一変えたりしています。

環境相手への先攻展開

オルフェミラーは基本的にはバベル構えます。

・真紅眼融合を用いた相手には融合チェーンIPでアポロでドラグーンケア

ユニコーンでオルフェを戻す機会があるので、手札を温存するようにする

・ワンキルと全部妨害を踏まれた後にアナコンダを出されないように細心の注意を払う

ヴェーラー無限は出来るだけガメる

 

対オルターもバベル最優先

・プーク展開全ケアする為にnsと141はしっかり潰す

・墓穴ある時はメリュにディンギルス当てて墓穴直撃させる事によって141の被害を最小限に出来る。

・魔鍾ケアする為に相手ターンガラテアでプライム置けるようにしておく

 

閃刀

ディンギルス単騎で余ったオルフェでプライム連打する事。

2素材ディンギルスがあればドラグーンでも死なない

事故った時はディヴェルを攻撃表示で出す。

セットするとハヤテでシャーク落とされて簡単にケアされるが、縦だとバーナーか魔法連打出来ないと処理不可。

 

・各種デッキへのサイドプラン

どのデッキを見る上での共通認識として、「今期は相手を強く見れるメタカードが少ない事」が挙げられます。

例えばオルフェにはロンギという有効なメタカードがあるが、2番手以降のメタカードは全て大きな裏目が存在するカードが多いです。

メタカードをサイドデッキから投入する上で、裏目がある程度存在するカードを選択するのはリスクを伴います。

なので私はどの相手にも「有効な1番手のメタカード+ドローソース」

というプランを取りました。

ドローソースを入れても引けなければ意味はありませんが、2番手以降のメタカードをケアされて負けるのも不毛です。

あとは、2番手以降のメタカードと1番手のメタカードを同時に引いてしまった時を考慮しました。

オルフェや展開デッキには誘発を連打できるので、最強の手札になりますが

対オルターや閃刀相手だとメタ被りが発生します。(例:羽根ツイツイ)

これらのデッキが後ろにしか妨害を置けないなら別に問題はありませんが、シルキタスやドラグーンといった前にも妨害を置けるデッキがほとんどなので、メタカード被りは負けに繋がる事があります。

1番手+ドローソースといった引き方だと、ドローソースで2番手以降のメタカードの枠が前の妨害を踏める展開カードになったり、誘発をケアする墓穴になったりしてくれるので、被り負けを軽減する事が出来ます。

その中で私が選択したドローソースは「闇の誘惑」です。

・2ドローできる。

・闇属性機械族を除外し、ガラテア効果を使用できる。

・オルフェへ致命傷を与えるロンギがスタンバイフェイズに打たれなければ、ガラテア効果の条件を整えつつ、指名者や永続を引きにいける。

この3点を高く評価しています。

実際のゲームでもスタンバイロンギされずに誘惑で貫通したゲームは何度かありました。

これを踏まえて各種サイドプランを説明していきます。

 

・オルフェミラー

相手の展開を誘発で抑え込むには複数枚の誘発が必要になるが、サイドにそんな枠はないので指名者と超融合を駆使して1枚1枚妨害を剥がして1枚初動を通すプランが有効だと思います。

その際、ディヴェルと杖に指名者を打つと自分が展開出来なくなってしまうので、杖は自分が使った後に相手ターンの行動を制限する為に止めるイメージ。

 

・対オルタ

まずはメタカードの採用基準を「神の宣告を100%踏めるカードと神の宣告を打たれずに展開出来るカード」に絞りました。

前者はツインツイスターとレッド・リブート

後者は未界域のビックフットとファンタズメイ。

神の宣告を100%踏めるカード=神の宣告がなければ確実に相手の盤面に直撃させれるカード」です。羽根ライストはヘクスティアが居れば神の宣告を踏めないので不採用。

 

神の宣告を打たれずに展開出来るカード=他の妨害を打たないと止めれないカード」です。

この2つを同時に引いている状態は

神の宣告がなければ相手の盤面が崩壊する初手」なのです。

罠デッキ相手に変な駆け引きで負けるのを減らしたかったので、これだけを意識しました。

 

・対閃刀

ドラグーンだけを意識します

ドラグーンを潰すカードとドラグーン以外を潰すカードに焦点を絞りました。

超融合は相手がドラグーンを採用しているか不明でも入れます。

一応レイのケアも可能です。

 

今期は総じて引きが絡みます。

昨日勝てても明日同じ構築で勝てないなんて事はザラなので、上手く割り切りながらより良い構築を考えていければと思っています。

今回もご精読ありがとうございました。